主な診療内容

一般歯科

一般歯科とは、虫歯と歯周病(歯槽膿漏)の治療、および欠損部の補綴(おぎなうこと)を主とした保険範囲内でできる治療のことです。これは、通常どこでも行っているものですが、小児歯科、矯正歯科、口腔外科などの専門標榜科がうまれたため、これらと区別する意味で用いられます。


一般歯科で主にできる治療や症状

(1) 虫歯の治療

(2) 歯周病(歯槽膿漏)治療

(3) 歯根の治療

(4) 歯が腫れている場合

(5) 歯が欠けた場合

(6) 詰め物、被せ物(一部保険対象外)

(7) ブリッジの治療(一部保険対象外)

(8) 入れ歯(一部保険対象外)

(9) 噛み合わせの治療(矯正治療は保険対象外)

小児歯科

子供たちの虫歯を治すことだけが小児歯科ではありません。


子供たちの心や身体は、休むことなく成長しています

そこで、虫歯や悪い噛み合わせ、歯の交換の異常など正しい成長を妨げる色々な原因を早く見つけ、とりのぞいて、正しい成長へと導いてあげることが必要です。


その第1歩として、私たちとお子様がよりよい関係を作れるように、保護者様のご協力をお願いいたします。


■歯科治療に対して、お子様の周囲の方が正しい理解と好意をお持ちください。

■歯の治療をすることは怖いことではなく、健康になることだという事を話してあげてください。

■お子様のいらっしゃるところで、歯科治療に関する不快な体験を話したりしないようにしてください。

■必要なときには局所麻酔をして、痛みを取り除いてから治療を行います。お子様には注射という言葉は使わず「麻酔」といっています。ご協力ください

■治療が終わったら「よくがんばったね、えらかったね」と、言葉のご褒美と励ましをたくさんあたえてください。

ホワイトニング

ホワイトニングについて

今まで歯を白くするには歯を削ってかぶせる方法しかありませんでした。

でも、今注目を集めている「ホワイトニング」なら、歯に直接薬液を浸透させ漂白さすることで、歯を削ることなく白い歯を手に入れることが出来ます。


ホワイトニングには、医院で行うオフィスホワイトニングとお家で行うホームホワイトニングがあります。

当院ではホームホワイトニングを主に患者様に提供させていただいております。


ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングはご自宅で患者様自身ができるホワイトニングのことです。


期間:1日2時間程度のホワイトニングを約2週間程、毎日続けなければいけません。

効果:徐々に色が変わるため、効果は長い間持続します。

入れ歯

入れ歯について

歯を失ったままですと、お口のみならず身体にも不調をきたす場合があります。

特に奥歯は、食事や日常生活においてとても重要な歯となります。

入れ歯はそんな失われた歯を補う大切なアイテムです。


お口全体の治療計画をしっかり立てて、適応症にあった入れ歯(義歯)を選択して作ると、入れ歯でもかなりしっかり噛めるようになります。


入れ歯(義歯)には健康保険適用の入れ歯と健康保険適用外の入れ歯の2種類があり、診療内容や入れ歯(義歯)に使用される材料の違いによって分かれます。

ここではそんな入れ歯について比較してご紹介します。

保険診療
名称 材質 快適性
レジン全部床 ▲ 合成樹脂 ▲ 床が厚い
耐久性 熱伝導性 汚れにくさ
▲ 金属床より劣る 冷たい、熱が伝わりにくい
違和感 利点 治療代
治療費が安い 保険適用可
自由診療
名称 材質 快適性
金属全部床(コバルト) ○ 合成樹脂と金属 ○ 床が薄く出来る
耐久性 熱伝導性 汚れにくさ
◎ 壊れにくい ◎ 冷たい、熱いが分かる
違和感 利点 治療代
強度がある 保険適用外
自由診療
名称 材質 快適性
金属全部床(チタン) ◎ 合成樹脂と金属 ○ 薄い、金属味無
耐久性 熱伝導性 汚れにくさ
◎ 壊れにくい ◎ 冷たい、熱いが分かる
違和感 利点 治療代
強度がある、生態親和性が良い 保険適用外

審美歯科治療

審美歯科治療とは

審美歯科治療とは、美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野のことです。


歯には機能的な側面と審美的な側面があり、ともに健康に関しては重要な要素であります。

審美歯科治療には様々な治療法があり、歯列矯正、ホワイトニング、セラミックによる白い詰め物や被せ物、ラミネートベニア法などがあります。


人間は誰でも美しさや健康を求めるものです。

あなたも審美歯科治療を利用し、美しい白い歯と機能的な健康な歯を手に入れてみませんか?

審美歯科治療の利点

■口元の美しさは第一印象に大きな影響を与えるので、印象が変わります。

■白く美しい歯になると笑顔に自信がつきます。

■アメリカでは白い歯は身だしなみの1つとされているので、国外との人間関係にも友好的です。

■口腔内を健康で美しい環境にする。

予防歯科

予防歯科とは

そもそも虫歯や歯周病にならなければ苦痛な思いもすることなく、治療をする必要もありません。


虫歯や歯周病を治すことも大切ですが、虫歯や歯周病にならない口腔内環境をつくっていくことができれば、そのほうが重要だと私たちは考えています。

いくつになっても自分の歯で食事を楽しみたいと思えば、虫歯や歯周病に対する予防が必要不可欠になってきます。


当院では予防処置としてブラッシング指導、フッ素コーティング、PMTCなどを行っていますので、お気軽にご相談ください。

予防歯科のアプローチ

歯の周囲には歯ブラシで落とせない汚れがあります。


虫歯や歯周病は、プラークが原因で引き起こされる疾患です。

歯の表面に付着し成熟したプラークは「細菌バイオフィルム」(多種多様の細菌が複雑に絡み合ってできたもの)を形成し強力に付着するため、なかなか取り除くことができないのです。


そこで当院では、2~3ヶ月に1回の割合でPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)を行い、ご自身でケアできない所までケアを行います。


また、フッ素ジェルで歯質強化も同時に行って参りますので、虫歯、歯周病の予防・再発防止には十分注意しております。

PMTCとは

毎日の歯磨きで隅々までしっかり磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所や汚れがたまりやすい所があります。


普段のブラッシングで磨けていない歯のクリーニングを、歯科衛生士が専門的な器械を使って行うのがPMTCです。

PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科医師、歯科衛生士のお口のプロが歯垢(プラーク)や歯石を除去し、バイオフィルムをつきにくくするクリーニングのことをいいます。

PMTCには、虫歯予防や歯周病の予防や改善、歯質の強化とともに歯の着色を除去し、光沢のあるきれいな歯を保つなどの効果があります。

PMTCの効果

■虫歯の原因菌の菌力を弱める

■虫歯になりにくくなる

■歯周病や歯肉炎の予防

■きれいな歯を保ち、口臭を予防

■PMTCの治療手順

バイオフィルムについて

悪玉菌たちは、他の細菌を自分達の作った多糖体(ネバネバ)に取り込み、お互いが居心地よく住める「コロニー」(共同体)を作り出します。


歯の表面には、唾液由来のたんぱくからなる「ペリクル」という膜が必ず存在します。

そして「ペリクル」に細菌のコロニーが結合し、「バイオフィルム」という集合体が完成します。


バイオフィルムは、ホームケアによる歯磨きでは除去できません。

定期的な歯科医院でのトゥースクリーニングが不可欠です。

フッ素コーティング

フッ素に虫歯を予防する作用があることをご存知の方も多いのではないでしょうか?

フッ素を含むゼリータイプの塗布剤で歯をコーティングすることによって虫歯を予防することができます。